春も中盤に差し掛かり、夏のシーズンを迎えようとしています。
夏前には体重を落として、海やプールに行きたいという方も多いのではないでしょうか。
ただ、夏前には梅雨のシーズンが到来するため、なかなか体重を落とすのが難しいですよね。
そんな中、全身運動かつ室内でできるスポーツ、ボルダリングがダイエットの為のエクササイズとして、注目を集めています。
同時にこんな疑問が増えてきます。
「ダイエットの一環で始めたいけど、向いてなさそう」
そこで今回は、どんな体型の人がボルダリングに向いているかご紹介します。
ご参考になれば、幸いです。
体重って重要?
体重は、やはりある程度重要です。お察しの通り、軽い方が無駄な力を使わずに登ることができます。
ただ、ものすごく太っていても一本も登れないってことはほぼないと思うので、安心してダイエットの一環としていくのは、ありかと思います。
細かいことを言うと、体重が軽い方が壁がクライマー側に大きく傾いている壁(強傾斜やハングと呼ぶ)を登るのに、適していると思います。
なので、男性が強傾斜で苦戦している中、女性やお子さんがラクラクと登ってしまう事もあります。
パワーは、重要?
お客様、特に女性の方からよくある質問で、「私、全然力がなくて登れなそうだけど、大丈夫ですか?」というものが、あります。
結論から言いますと、問題ありません!
むしろ、パワーがありすぎるより少ないぐらいの方が登れる場合もあるんです。
というのも、パワーがありすぎるとどうしても腕にばかり頼ってしまって、足をうまく活かせてない方を時々目にします。
あくまでもボルダリングは全身の筋肉を満遍なく使うスポーツなので、腕ばかり使ってしまうとすぐ疲れてしまい、長い時間ボルダリングが楽しめなくなります。
逆に少しパワーがないぐらいの人の方が、無い分足をうまく使えたり、コースの攻略法をしっかり発見し、登れる場合が多いです。
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身長は、必要?
今出ている3つの要素の中で、一番重要だと思います。
身長があるとコースのホールドを何個かスキップして登れたり、身長の低い人が2手かかる所を、1手でできたりします。
特に、壁の傾斜が少ない所でより差が開く印象を受けます。
なぜなら、傾斜が浅いのコースの方がホールドの間の距離感が、強傾斜やハングのコースより遠くに設定されていることが多いからです。
欠点もあり、ハングや強傾斜のような壁では狭くて登れないということがよくあるので、強い壁の方は小さい人が有利です。
ただ身長は、あったことには越したことがないですね。
他には何があると有利?
柔軟性
柔軟性は、かなり大事になってきます。
というのも、ボルダリングのコースでよく股を横に大きく開かないといけない場面や、足を高い位置に上げないといけない事もあるのです。
特に足と肩周りの柔軟性があると、より向いていると思います。
また、ボルダリングでは普段しないような角度で手首足首を回して、ホールドを保持したりすることもよくあるので、柔軟性がないとケガのリスクが一層高まってしまいます。
なので、ボルダリングジムで初心者の方を見ていると、男性より女性の方がうまく登れているケースが多いです。
腕の長さ
長い方が有利で、短いと次取るホールドが届かないってこともあるんです。
それにグレードが上がってくると、物理的に届かないってこともあるので、これは身長より大事な要素だと思います。
想像力
ボルダリングは、ただ沢山付いているホールドを使って上まで行くというスポーツでなく、それぞれのコースに手順がある程度決まっていて、それ通りに動かないと難しく感じたり、不可能に感じることもあります。
そこで、登る前にコースをどうやって登るか想像して手順を決めておくという作業をします。
ちなみにこれを、オブザベーションと言って、オブザべと省略することもあります。
この作業をしないと無駄な体力を使ってしまい、スタミナ切れで登れないってこともあります。
このオブザべで、どれだけ正解の動きを想像できるかが重要になってくるので、パズルが好きな人は結構向いていると思います。
たまたまかもしれませんが、文系の人より理系の人の方が多いんですよね。
メンタルの強さ
メンタルの強さは、結構大事なんです。
というのも、ボルダリングは紐なしで4、5メートルの壁を登るので、上まで行くと結構怖いです。
またコースが難しくなってくると、すごく小さいホールドを踏んだり、滑りそうなホールドを信じて踏まないといけない事もあるので、メンタルが強い方がより難しいコースを登ることができると思います。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
ボルダリングに向いているか、少しは理解していただけたと思います。
なので、一つでも自分が当てはまっていたら、ボルダリングを試してみるといいですね。意外と才能が開花することもあるかもですね。
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