新緑が眩しい季節到来です。
オリンピック種目になったスポーツクライミング、日本の選手は世界の中ではどのくらいのランクなの?せっかくなら活躍を見たいけど、世界に通用しているのかな。
そうですよね。世界の中での日本の選手。
レベルはどうなのか、知っておきたいところです。応援したいですものね。
この記事ではそんなあなたに、日本の選手の世界での活躍についてご紹介します。
ぜひ参考になさってくださいね。
世界のスポーツクライミング
スポーツクライミング、オリンピック種目になったとはいえ、まだまだ身近なスポーツとは言い切れないですよね。世界のスポーツクライミングシーンがどんな風なのかもよくわからない。
世界選手権やワールドカップのような大会ではどうなのでしょう。
日本の選手が活躍しないのでは、ちょっとがっかり。世界に通用する選手を知りたいものですよね。
クライミング、やっぱり世界ランキングがあるのです。そして日本選手は上位で活躍しています。
2019年4月から今シーズンのワールドカップシリーズも始まり、日本選手の素晴らしい活躍が続いています。
スポーツクライミングのワールドカップ
スポーツクライミングのワールドカップは、シリーズ戦です。例年4月から10月ごろにかけて行なわれます。
今年2019年も、4月のボルダリングワールドカップ2019第1戦 マイリンゲン スイスを始め、次々と開催されています。
世界を転戦しながら7~8戦行なわれます。ランキングはこのワールドカップシリーズ戦の年間総合成績。
クライマーたちの実力を、もっとも正確に測る指標です。
2018年のワールドカップランキング
2018年のワールドカップランキング、上位5人を見てみましょう。
男子
- ヤコブ・シューベルト(オーストリア)
- 楢崎智亜(日本)
- 藤井快(日本)
- 緒方良行(日本)
- ショーン・マッコール(カナダ)
女子
- ヤーニャ・ガンブレット(スロベニア)
- 野口啓代(日本)
- 野中生萌(日本)
- ジェシカ・ピルツ(オーストリア)
- スターシャ・ゲヨ(セルビア)
男女共に、日本選手がしっかりランクインしています。
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2019年のワールドカップシリーズ
今年のワールドカップシリーズ、各大会の成績をボルダリングを中心にご紹介します。
IFSC クライミング・ワールドカップ スイス マイリンゲン2019
2019年4月5日 〜 6日開催
男子 ボルダリング
- アダム・オンドラ(チェコ)
- 楢﨑 智亜(日本)
- 杉本 怜(日本)
- 藤井 快(日本)
- チョン ジョンウォン(韓国)
女子 ボルダリング
- ヤンヤ・ガンブレット(スロベニア)
- 野口 啓代(日本)
- ショウナ・コクシー(イギリス)
- 4ファニー・ジベール(フランス)
- ペトラ・クリングラー(スイス)
IFSC クライミング・ワールドカップ中国重慶 2019
2019年4月26日 〜 28日開催
男子 ボルダリング
- マニュエル・コルニュ(フランス)
- 楢﨑 智亜(日本)
- アンゼ・ペハルク(スロベニア)
- サッシャ・レーマン(スイス)
- アレクセイ・ルブツォフ(ロシア)
女子 ボルダリング
- ヤンヤ・ガンブレット(スロベニア)スロヴェニ・グラデツ
- 野口 啓代(日本)
- ジェシカ・ピルツ(オーストリア)
- ペトラ・クリングラー(スイス)
- 伊藤 ふたば(日本)
IFSC クライミング・ワールドカップ 中国呉江 2019
2019年5月3日 〜 5日開催
男子 ボルダリング
- 楢﨑 智亜(日本)
- 原田 海(日本)
- ヤコブ・シューベルト(オーストリア)
- 土肥 圭太(日本)
- 藤井 快(日本)
女子 ボルダリング
- ヤンヤ・ガンブレット(スロベニア)
- 野口 啓代(日本)
- 森 秋彩(日本)
- 野中 生萌(日本)
- ジェシカ・ピルツ(オーストリア)
日本選手が目白押しですね。
ここでご紹介したボルダリングは、日本の十八番とも呼べる競技です。
でも、スピードはまだまだ上を狙うことが必要なのだそう。選手の皆さんも、スピード競技に力を入れているそうですよ。
世界選手権も!
ワールドカップシリーズを並んで重要な大会が、世界選手権です。こちらはワールドカップと違い、一発勝負の大会です。
2018年の世界選手権は、9月にオーストリアのインスブルックで開かれました。
その結果は、
男子
- ヤコブ・シューベルト(オーストリア)
- アダム・オンドラ(チェコ)
- ヤン・ホイヤー(ドイツ)
- 原田海(日本)
- 楢崎智亜(日本)
女子
- ヤーニャ・ガンブレット(スロベニア)
- サ・ソル(韓国)
- ジェシカ・ピルツ(オーストリア)
- 野口啓代(日本)
- 野中生萌(日本)
今年8月には世界選手権が東京八王子で開催されますから、そこでも日本選手達の活躍が期待されます。
日本のクライミング界は層が厚い!
ワールドカップのランキングと世界選手権の結果、見ていただいた通り、どちらも日本の選手たちが顔を出しています。
ランキングでは、世界の上位5位までに日本人が5人も入っていますよね。
この辺り、日本のクライミング界の層の厚さを表していそうです。
ランキング2位、世界選手権4位の野口啓代選手は29歳で、日本代表選手の中では最年長です。
クライミング界は、低年齢化が進んでいるそう。クライミング界を引っ張ってきた野口啓代選手も29歳にしてベテランの域なのだとか。
日本でも若手と呼ばれる注目株の選手がたくさんいます。
伊藤 ふたば選手(17歳)は、2017年ボルダリングジャパンカップで、日本の第一人者野口啓代選手や野中生萌選手を抑えて、優勝。14歳の日本チャンピオンになりました。
▼今注目の伊藤 ふたば選手
▼日本の第一人者の野口啓代選手
川又 玲瑛選手(15歳)、森 秋彩選手(15歳)も今年、日本代表に選ばれました。
これからも若手がどんどん出てくるようで、頼もしい限りですね。
▼今年注目の川又玲瑛選手
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まとめ
日本の選手の世界での活躍、ご紹介しました。
スポーツクライミング、こんなに日本が強いのですね。世界で活躍する選手たち、熱い応援で支えましょう。
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