ボルダリングの練習に行くとテーピングを巻いている方を見かけますが、みなさんいつ頃から巻いているのか気になりませんか?
私はボルダリングを始めたばかりの初心者ですが、中級レベルの友人がいつも手首にテーピングを巻いていることや、小学生くらいの子供でも指にテーピングをしている子を見かけて気になっていました。
ここでは同じようにテーピングについての疑問を持っていた方へ、テーピングをどこに巻いたら効果的なのか、いつ頃から巻くと良いのかなどご紹介して行きたいと思います。
いつ頃から巻くと良いの?
テーピングを巻き始める時期っていつからが良いか知っていますか?
私は初心者には必要なく、中級・上級者が巻くべきだと思っていましたが、実はそれは大きな勘違いでした。
初心者も経験者も関係なく、ホールドに当たって痛いと思う箇所や、マメができている箇所を保護するためにいつからでも使ってOKです!
初回はどこがホールドに当たる箇所かわからないと思いますので素手のままで良いと思いますが、数回練習していくうちに指の付け根や関節のあたりが赤くなってきたり痛みを感じてきたりします。
そういった痛みを感じたら我慢せずにテーピングを巻いてみると、無理せず続けることができます!
ちなみに、練習を続けるうちに手の皮が厚くなっていってテーピングが必要なくなってくる方も多いそうです。テーピングが多く必要なのは、上級者より初心者の方なのです!
みんなはどこに巻いているの?
ボルダリングは意外にも、指先より指の付け根や関節のあたりにマメが出来てきます。
また、ホールドに直接当たる皮膚の部分だけでなく、グッと力を込める指の関節や手首にも痛みを感じることもありますので、関節の痛みを緩和させるために巻く方もいます。
手首、指の関節、指の付け根(手のひら側)に巻いている方が多くみられます。
初心者ですと、最初はマメのできている箇所や皮膚の痛みを感じる箇所に巻いて、慣れてきたら関節など自分で必要な箇所に増やしていけば良いようです。
あちこちに巻きすぎてしまうと動きにくくなってしまうので、少しずつ増やしたり減らしたり調節しながら、自分に必要なテーピング箇所を見つけてみてください。
▼(参考)手首を痛めた時のテーピング法
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テーピングの上手な巻き方
痛みを感じる箇所に巻いて良いと書きましたが、巻き方にもコツがあります。
それはいかに剥がれないように巻くかというところです。
テープの巻き始めと終わりの切れ目が手のひら側に来てしまうと、ホールドに当たるたびに少しずつ剥がれて来てしまいます。
必ず反対側(手の甲)から巻き始めて、終わるようにしましょう。また、テーピングをする前は手を洗って汗や汚れがない状態で巻くと剥がれにくくなります。
練習の途中でテーピングをする場合は特に、手にチョークがついたままテーピングを巻くとすぐ剥がれてしまい練習に集中できなくなりますので、注意してくださいね。
効果的な巻き方は?
きつく巻きすぎると、逆に指などを曲げずらくなってしまって逆に邪魔になってしまいます。
指の場合は曲げてみて痛くなったり、指の色が変わったりしたらもう少し緩めに巻き直しましょう。
あくまでもテーピングは手を保護するために使いますので、動きの邪魔になるようでしたら巻くキツさだけでなく位置も変えてみた方が良いかもしれません。
どのくらい巻いたら良いの?
痛い箇所を保護しようと考えると無意識に何重にも巻いてしまいがちですが、ホールドを掴んだ時に邪魔になってしまうと意味がなくなってしまいますよね。
私は他のスポーツもこれまであまり経験して来なかったので、そもそもテーピングをあまり使ったことがありませんでした。
ですので、しっかり巻きつけなければ効果がないと思い、最初はぐるぐると四周くらい巻いてしまいましたが、巻けば巻くほど指が曲げずらくなりますし、一周か二周で十分痛みは保護できるとがわかりました。
ボルダリングにおいて手や指に力が入ることはすごく重要ですので、巻きすぎにも注意が必要です。
どんなテープでも良いの?
薬局やドラッグストアで売っているテーピングなら、基本的にどれを使ってもOK!
練習場でも販売している場合が多いようですので、スタッフにオススメを聞いてみるのも良いかもしれません。
汗で剥がれにくいメーカーや色も白・肌色・水色など薄い色のものや、黒や赤など濃い色まで様々あります。
伸縮性のあるもの・ないものというところで選んでみると、使い心地も変わってきます。
有名なのは
- New-HALLE(ニューハレ)
- 3M
- ニチバン
- ニトリート
などのメーカーです。
▼(参考)クラック初心者のためのテーピング術
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まとめ
テーピングはあくまでも手を保護するために使うので、初心者も経験者も関係なく痛みを感じた箇所に使って良いのですね。
マメがつぶれてしまうと治るまでしばらく練習再開できませんので、痛みに無理せずテーピングをうまく使ってみてくださいね。
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