クライミングがスポーツとして浸透してきたこの頃。
ニュースなどでも、選手たちを目にすることも多いんじゃないでしょうか?
そこで気になる服装の事。
専用の服じゃないとだめなの?靴ってどんなのを履いたらいいの?
ここでは普段クライミングをするときの服装、シューズの事や大会での決まりなどを紹介します。
クライミング用の服ってあるの?
クライミングするときってどんな格好をしたらいいの?と思う方も多いかもしれません。
極論を言うと、動きやすければどんな服装でもいいんです!
でも、クライミングジムの人を見ていると普通の服とちょっと違うような…。
そう、それらはクライミング用に作られたウェアです。クライミングでの登りをより快適にするために作られているので、とっても機能的!
その機能性を簡単にまとめたので、一緒に見ていきましょう。
パンツ
股下の部分はマチが大きく作られており、足をあげたりするときに生地が突っ張らずスムーズな足上げを可能にします。
膝の部分にはタックがあり、膝を曲げるときにゆとりが出るように作られています。
中にはホールドを磨くためのブラシを挿すための穴や、ループがついてるものなんかもありますよ。
Tシャツ
メーカーやモデルによりますが、背中が出ないように丈が長めに作られています。
脇下の縫い目が無く腕を上げたときに、突っ張りにくいデザインの物なんかもありますね。
背中側を見せることが多い為、バックプリントがとってもお洒落なものもあるので、是非お気に入りの一枚を探してみてください。
ソックス
意外かもしれませんが、靴下にもクライミングに特化したものもあるんですよ。
え~っと思う人もいるかもしれませんが、昔は裸足で靴を履く人が多かったんです。確かに素足だと結構ニオイには悩まされます…。
でも、普通の靴下では厚手過ぎたり縫い目が気になったりと、非常にコンパクトに履く必要のあるクライミングシューズには不向きでした。
クライミング用ソックスではそんな弱点を克服しており、むしろ靴下じゃないとイヤ!という人も増えていますね。
衛生面が気になる方は、靴下を試してみてもいいかもですね!
ここまでで主に機能面のお話をさせてもらいましたが、クライミングウェアのデザインってとってもお洒落なんです!
他には無い色や形は機能面だけではなく、自分のテンションも上げてくれます!
是非一度は、クライミングウェアを手に取ってみてくださいね。
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クライミングするときの靴って専用?
「クライミングするときって普通の靴じゃダメなの?」
「そんなに違うものなの?」
そうなんです。普通の靴で登ろうとするとすっごく登りにくいんです!
クライミングには、クライミングシューズという靴を履きます。
普通の靴とどう違うのかと言いますと、クライミングシューズをひっくり返してみていただくとその違いがすぐに分かると思います。
つるつるな靴底
黒くてのっぺりとした面が広がっていると思います。普通の靴にあるような溝がありませんよね。
これには訳があって、ホールドとの摩擦を最大限に引き出すために溝が取り除かれています。
一見滑りやすそうに見えますが、訳があってつるつるな見た目なんですね。
特殊なゴム
ソールのゴムにも秘密が!このゴムは、クライミングシューズ用のゴムになります。
普通のゴムに比べて粘りが強く、ホールドにある微細な凹凸にも食らいつきます。
メーカーや種類によって感覚が変るので、こだわるクライマーは多いようですよ。
固さや形によってさまざまな種類のあるクライミングシューズ。人によっては課題に合わせてシューズを変える人もいるんだとか。是非自分に合った1足を見つけてくださいね。
もし、購入される場合はスポーツ用品店などでは取り扱いの無いことがほとんどなので、クライミングジムに直接行って、見ることをおすすめします。
サイズ選びも普通の靴とかなり違うので、ネットショッピングで買ってしまうより実際に試し履きしてから購入しましょう。
店員さんもきっと親身になって、シューズ選びを手伝ってくれるはずですよ。
大会での服装って決まっているの?
国際スポーツクライミング連盟のルールでは、所属する協会/連盟の選手団のユニフォームを着用しなければならないとの決まりがあるようです。
メイクに関しては細かい規定は無いようです。
知り合いの女性クライマー達も、大会出場の際はばっちりメイクをキメて来る人が多いように思います。その方がより気合も入って士気が上がるんだとか。
メイクは人によってモチベーションを上げる大事なものなんですね。
服装の規定もユニフォームやそれにかかわってくる広告などは厳しく決められているようですが、それ以外は寛容なようです。
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まとめ
最近では様々なジムがオンラインショップを構えてくれているので、クライミングウェアやシューズが比較手に入りやすくなっています。
是非、自分に合った服やシューズに出会ってクライミングを楽しんでくださいね。
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