クライミングを始めた当初は、「とりあえず様子見でレンタルしよう!」と思っていたけど、それからしばらくして「本格的に始めたい!」と思うようになり、シューズなど必要なものをいろいろと買い揃えたという方も多いと思います。
必要になってくるものはいろいろありますが、その中でも特に頭を悩ませるのがハーネス…。
「どのような選び方をしたらいいのか、イマイチ分らない…。」ですよね…。
せっかく購入するのですから、「買って後悔した…。」なんて思いしたくないですし…。
そこで、ここではハーネスの選び方をたっぷりとご紹介します!
合わせて、使い方のポイントもご紹介するので、安全に楽しくクライミングを行いましょうね。
クライミングで使うハーネスのタイプ別の特徴
ハーネスと言っても、3つのタイプがあるんですよ~。タイプ別の特徴を少しご紹介しますね!
スポーツタイプ
スポーツタイプのハーネスは、スムーズなクライミングができ、軽量でとても動きやすいのが特徴的です。
ただし、デメリットとしては値段が少々高めなことと、軽量で動きやすい分、体への食い込みが強くなるので長い時間ぶら下がっていると「痛い…。」と感じてしまうこともあります。
室内のクライミングに最適なハーネスではありますが、屋外でのショートルートクライミングにもおすすめです。
ベーシックタイプ
ベーシックタイプのハーネスは、動きやすさと快適性のバランスが良いのが特徴的です。
スポーツタイプに比べると「ちょっと重い…。」と感じてしまいますが、室内やアウトドアなどいろいろなシーンで使えるというメリットがあります。
超軽量タイプ
超軽量タイプのハーネスは、300g以下の重量の特殊なハーネスです。
このタイプは、どちらかと言えばクライミングよりもバックカントリーや沢登りなどに適しています。
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初心者さんにおすすめのハーネス。マイベスト6!
では、私がいろいろ調べた結果あなたにおすすめしたいと思うハーネスをご紹介いたしますね。
Black Diamond(ブラックダイヤモンド)
モーメンタム
重量が350gととても軽量!幅広くオールラウンドに使用できるハーネスです。
ハーネスのブランドで、Black Diamond(ブラックダイヤモンド)は有名なブランドなので、持っていて間違いないですね!
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ボッド
ボッドは、フィット感とサポート性に優れています。アルパインクライミングやテクニカルな縦走などに適しています。
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PETZL(ペツル)
カリドリス
サポート性の高い、快適な調節型ハーネスがこのカリドリスです。
クライミングを行っていると、どうしても腰に負担がかかりやすいので腰痛持ちの方は大変ですよね…。
長時間ぶら下がっても楽にクライミングを行うことができ、腰痛対策にもなるのでおすすめですよ~。
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ヒューロンドス
軽量で快適性の高いハーネス。
ヒューロンドスのハーネスを使用することで、ジムや岩場で高いパフォーマンスを発揮することができます。
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ARC’TERYX(アークテリクス)
AR-395a Harness Men’s アークテリクス ハーネス
オールラウンドに使用できる、軽量でコンパクトな革命的とも言えるハーネスです。
改良に改良を重ねながら開発し、独自のハーネス構造で快適性を向上させました。
値段が少々高めですが、使用してみてその良さが納得できるハーネスです。
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ROCK EMPIRE(ロックエンパイアー)
クライミングハーネス スーパーライト
重さがなんと146gという超軽量!軽量でコンパクトに収納できるハーネスです。
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ハーネスはどうやって使うの?ポイントは4つ!
ハーネスを履く!
バックル部分が前に来るようにし、ウェアを着た状態でハーネスを持ちます。
その状態のままウエスト部分とレッグループに足を通し、ハーネスを履きます。
バックルを締める!
ダブルバックルやスピードバックルはベルトの折り返しが不要なので、アジャスタを締めるだけでOKです!
シングルバックルの場合は、必ずベルトを折り返してから締めるようにしましょう。
この時に、折り返したベルトのあまりが8cm程度出るようにするのがポイント!あまりの部分は、スロットの部分に差し込んで処理しましょうね。
ねじれの確認!
バックルをきちんと締めたら、ねじれがないか確認しましょう。
ねじれがあるとせっかくのハーネスがうまく機能しなかったり、体重がかかった時に「痛い…。」といった思いをしなければいけなくなってしまいます。
万が一ねじれがあった場合には、もう一度ハーネスを装着し直しましょうね!
レッグループを締める!
ハーネスによってはレッグループの調節ができるハーネスもあるので、適度に締めるようにして調節をしましょう。
手のひらを入れてみて、足を上げたり下げたりしても抵抗を感じない程度がベスト!
あまり締め過ぎてしまうと動きにくくなってしまったり、落下した際にハーネス自体に負担がかかり過ぎてしまうので、注意しましょうね。
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まとめ
ハーネスの選び方と使い方について、ご紹介しました!
ハーネスは、そう何個も何個も買うものではないので、自分に合ったしっかりとしたものを選びたいですよね~。
買ってから「失敗した…。」と後悔しないためにも、ハーネスの3つのタイプを知って自分自身に合ったより良いものを選びましょう!
また使い方もきちんと覚え、安全かつ楽しくスポーツクライミングを行いましょうね!
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