最近テレビで取り上げられる事が増えたボルダリング。
やってみたくなって、ボルダリングジムに通い始めた人も多いのではないでしょうか?
初心者には、ボルダリングジムの独特な雰囲気に戸惑う事もありますよね?
そうですよね。特に常連さん達が話す独特の専門用語なども気になりますよね。知らなくてもボルダリングを楽しめますが、専門用語を理解する事でより一層ボルダリングを楽しめます。
初心者には分からない専門用語をここでは、わかりやすく解説していきます。
ぜひ参考になさってください。
ジムの中でよく使われる用語を解説
ここではジム内でよく使われる用語を解説してきます。
アップ
準備運動の事です。
ウォール
登る壁の事です。
垂壁
垂直に立っている登る壁の事です。
スラブ
垂壁よりも少しだけ緩い傾斜の事
強傾斜
強く倒れている壁の事(スラブの逆です)
ルーフ
文字通り屋根のようになっている壁
リップ
上る壁の上端部分。ゴール後にリップを上って壁の裏側(階段などの降り口がある)に向ける為の場所
キャンパシングボード
練習用のボード(指や腕の力を鍛える為に足を置く場所はなく、ぶら下がるようにして使う)
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登る場所でよく使う用語を解説
こちらでは登る場所で使用する専門用語を解説します。
ガンバ!
もっともジム内で使用される言葉です。
何となく想像できますが、頑張れ!という意味です。ただ、何となく声に出すのが気恥ずかしい感じがします。しばらく我慢して使用すれば慣れます。
ナイス
こちらもガンバと同様にジム内で多く使用される言葉です。
登りきった時にも使いますが、課題の中でつかみにくいホールドを掴んだ時にも使用します。
「ガンバ」と「ナイス」だけ話せればジム内である程度、コミュニケーションできてしまったりします。大げさな話しでなく、ほんとです・・・。
ムーブ
登りかたの事です。
「どんな、登り方でするといいんですか?」→「どんなムーブで行くんですか?」のように使います。
スタンス
ホールドに置く足の位置です。
課題
登るルート(コース)の事です。
グレード
課題の難易度の事です。
カチ
指先しかひっかける場所しかないような小さなホールドです。初心者のうちは、なかなかありませんがグレードが上がるにつれて増えてきます。
ガバ
手のひら全体で「ガバっと」掴めるホールドの事です。
初心者向けの課題に多く取り入れられます。また、スタート時のホールドとしても使用されたりします。
ピンチ
ホールドを指二本で挟み込むような持ち方です。
ランジ
通常の登り方では届かないホールドを勢いよく飛び出して取りに行く技です。ランジ好きな人も多く、ジムでも無駄に多くランジしている人がいたりします。
トライ
課題に挑戦した回数です。通常トライ数が少ないほど良いです。
オブザベーション
課題を登るルートを考える事です。※下見のような感じです。
オブザベーションを上手くできるかどうかで、課題のトライ数に大きく影響を及ぼします。
オンサイト
1トライ目で完璧に登りきる事です。
一撃
オンサイトと同じ意味です。
どちらを使うかは、完全に好みですが体感的には「一撃」を使用している人の方が多いように感じます。
レッドポイント
1トライ目以降で完登(登りきる事)したら、レッドポイントといいます。
ぬめる
ホールドが手汗でつかみずらくなる事です。
スメア
シューズのつま先の面で壁を抑える事です。
足ブラ
手のみでぶら下がっており、ホールドやウォールに足が接していないことです。
核心
ルートの中で最も難しい場所。
カンテ
ウォールの端の部分です。
スローパー
ホールドを手全体で抑え込む(つかむことのできない)ホールドです。
チョーク
手に付ける滑り止めの粉です。
液チョー
チョークをアルコールに溶いた「液体チョーク」の事です。
ヒールフック
かかとをホールドに固定して登る技です。初めてやる時などに足をつる人が、結構多くいますので注意してください。
わるい
非常につかみにくいホールドの事です。
レスト
登っている最中に休む事です。手を振って血流をよくしたりします。
連登
連日、ジムで登る事です。
ボルダリングにハマった初心者の人でいきなり連登しだす人がいますが、怪我につながりやすい為注意しましょう。
リソール
クライミングシューズの裏(ゴム面)の貼り変えをする事です。
よれる
登っている最中に、疲れてホールドがつかめなくなる事です。
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まとめ
いかがでしたか?初めて行ったジム内で聞いた言葉は出てきたでしょうか?
いままで全く理解できなかった言葉も、少し意味を理解できただけでボルダリングの楽しさは一気に増えます。更には、ジム内でコミュニケーションがとりやすくなります。そうすると、ジム友ができたりすると非常に居心地の良い空間となります。
ぜひジムで使用してみてくださいね。
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