環境が大きく変わる春には、未体験のジャンルに挑戦したくなりますね。
今までとは違う自分になりたいと決意して、ボルダリングに興味を持ったけれども、独学で良いのか不安に思っていませんか?「初めてチャレンジすることだから、誰かに習った方がいいのでは?」と考えますよね。壁を登るボルダリングともなれば、慎重になるのは当たり前。
この記事では、これからボルダリングの世界に入っていくあなたのために、独学についてご紹介します。ぜひ参考にして、楽しいボルダリングにしてくださいね。
ボルダリングは独学でも始められる
ボルダリングは、独学でも始められます。
資格が必要というわけではないので、思いついた時にジムに直行するだけでOKですよ。もっとも、どのジムでもいいわけではなく、ボルダリング用の壁があるところ。壁に埋め込まれたカラフルな石やブロックを掴んでいくから、スポーツ施設としてボルダリングができる場所を探しましょう。壁の一面に大小さまざまな石がある光景は、見ているだけでも楽しくなりますね。
自由にボルダリングができるジムは、クライミングジムとも呼ばれています。
初心者が最初にチャレンジするルートは、本当に床から少しの高さにあるので、気軽に試せます。初心者が独学で登ることは大歓迎ですが、その施設のルールは守らなければいけません。うっかり他の人を巻き込んだら大変だから、初めての場所では管理者から説明を受けるのがマナーですよ。
それから、壁や突起物といった硬いものが多い空間ゆえ、体調が悪い時や飲酒をした時はやめておいた方が良いでしょう。
ちなみに、小学生でボルダリングを体験できるジムもあるので、休日に親子で一緒に楽しめます。ただ、基本的に小学生だけではプレイできないため、小学生向けの体験日に予約して、保護者同伴で体験する流れです。
誰が講習会を行っているの?
独学のためにボルダリングの本を買って、しっかり読み込んだから万全!となれば、お金と手間を大きく節約できますが、やっぱり講習会が気になりますよね。受講するのかどうかはともかく、講習会のタイプを知っておいて損はありません。
スポーツジムのプログラム
「独学で頑張りたいけど、最低限の基本は学んでおきたい」
そんな時には、スポーツジムのプログラムがおすすめですよ。日程が決まっているので参加しやすく、屋内の安全な環境でボルダリングの基礎を学べます。
アウトドア系ショップの講習会
クライミングの器具を販売しているショップでは、定期的に講習会が開かれています。屋内のボルダリング用の壁だけではなく、アウトドアで岩肌に取りついて登る内容もあるのが特徴です。主催者によって教え方がかなり変わるので、評判を調べてから申し込みましょう。
山岳会・山岳ガイドによる教導
アウトドアのボルダリングは、山岳会・山岳ガイドから教えてもらうのが確実!山岳会は登山やクライミングの民間団体で、山岳ガイドは有料で教えてくれるプロです。外のクライミングで必須のロープワークを実地で学べますよ。
- スポーツジム
- アウトドア系ショップ
- 山岳ガイド
この3つが行っている講習は、基本的に有料です。
それに対して、山岳会のような非営利団体は人材育成が目的。無償の代わりに、会員になるといった条件があるので気をつけましょう。
とりあえず近くの施設に行ってみよう
独学で始められるボルダリングですが、専用の壁があるスポーツ施設に出向く必要があります。いくら壁を登っていくスポーツといえども、さすがに自宅の壁を練習場所にはできません。オリンピックの関係で注目されているボルダリングは、練習できる場所が意外に少ないのが現状。残念ではありますが、これからもっと注目されていくことを期待したいですね。
やっぱり都心部に魅力的なボルダリングの施設が多く、思わずグヌヌと唸ってしまいます。でも、地方にも優良施設はあるので、範囲を広げて調べてみてはいかがでしょうか?
室内のボルダリングには、「この課題をクリアできたら凄いですよー!」というお題がいくつもあります。同じ施設に通って、1つずつクリアしていくと、独学でもゲーム感覚になってエキサイティング。
仲間がいた方が早く上達する
独学と習うことの境界線って、けっこう難しいですよね。
ボルダリングだと、専用の壁があるスポーツ施設にいくので、他のプレイヤーやスタッフとの人間関係ができます。会話の内容といったら、やっぱりボルダリングのことになるわけで、お互いにコツを教え合うのもよくある光景。無理に慣れ合う必要はないものの、できるだけ会話をした方が楽しめますよ。
ボルダリングのコースは、けっこう上手く設定されています。たとえば、力任せに伝っていくことでクリアできる目標もあれば、体の揺さぶりを利用した位置替えが必須の目標もあるのです。
手足の支えとなる突起物の配置は、各スポーツ施設の担当者が行っています。定期的に入れ替えるのが普通で、人が集まるスポーツ施設の壁はやっぱりセンスが抜群です。
まとめ
独学でも可能なボルダリングですが、最初はスタッフの説明をよく聞きましょう。分からないことや、上手くいかない部分があったら、周囲にいる人やスタッフに質問するぐらいの感覚でやれば、メキメキ上達しますよ。
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