ボルダリングにはまりだすと、友達とも登りたくなりませんか?気の合う仲間とわいわい登るのって楽しいものです。私も時々友達と登りに行くと、一人の時では味わえない楽しさがあります。
この記事では友達の誘い方、ボルダリングの魅力の伝え方をご紹介します。ぜみ参考にしてみて下さいね。
まずはリスクを伝える
ボルダリングは高い壁に登る為、危険なことや怪我をするリスクもあります。楽しく登る為には、危険な事も知っておいたほうがいいですね。
落ちた時の対処
ジムの床はマットが敷いてあります。マットが置いてあるからといって、どのように落ちてもいいわけではありません。
まず落ちた時は、足で踏ん張らないようにしましょう。足で踏ん張ると腰や膝に負担がかかります。マットが敷いてあるので、ある程度は衝撃を緩和してくれていますが、それでも回数を重ねると、膝や腰に負担がかかり、ぎっくり腰等になるリスクがあります。
足で踏ん張らず、そのまま体を後ろに倒し、コロンと衝撃を緩和するようにすると負担が減ります。落ちることは恥ずかしいことではありません。
クライムダウン
降りるときはどのホールドを使ってもいいので、安全な高さまで降りましょう。これをクライムダウンといいます。ゴールしてこれから降りるとき、これ以上登れないな、腕疲れてきたな、と思ったらクライムダウンしましょう。
指への負担
ホールドを持つとき、指が伸び切ってしまうと、指を痛めてしまいます。これをクライミング用語で「パキる」といいます。
第一関節はしっかり曲げて登りましょう。指を痛めると数か月ボルダリングから遠ざかることになります。また、ホールドを壁に止めるための穴があいていますが、そこに指を入れるのはやめましょう。落ちた時、指がそこにひっかかって、怪我をしてしまいます。
足の捻挫
マットとマットの間に隙間があることがあり、その隙間に足がはさまると、捻挫することがあります。
課題を登る前にどこにマットの継ぎ目があるのか確認しましょう。ジムによっては外岩に登る用の、持ち運びできるマットを置いてあることがあります。継ぎ目に落ちそうになれば、そのマットを移動させ、継ぎ目の上に置くという方法もあります。
同じ壁に登るのは1人
同じ壁に登る人数は一人にしましょう。落ちた時に人に当たると自分も怪我をしますし、相手にも怪我を負わせるリスクがあります。
時々課題によっては、壁を2面使う課題もあります。他の人がどの課題を登っているか?ゴールはどこか?を見極めましょう。
上も注意
ボルダリングの壁は高く3~5mの高さがあります。登っている人は次のホールドの事を考えて集中して登っているので、周りを見る余裕が自分がない事があります。後ろや横の壁の課題をトライしている時、上から人が落ちてきて、怪我をするリスクがあります。
登る課題を見つけたら、まずは周囲に人がいないかしっかり見ていきましょう。
次に魅力を伝えよう
達成感
ボルダリングの壁は3~5mの高さがあります。そのような高さの所まで道具を使わずに登ることは日常生活でまずないと思います。ボルダリングは日頃、登らない所まで登れる達成感が味わえます。
考える力
ボルダリングはパズルの要素が強いスポーツです。結構体力、力が必要だと思われているかと思いますが、頭を使い、2手・3手先を読んで、自分に力がなければ、どう動き、どうホールドを持ち課題を登っていくかを考えていくスポーツといえます。
実際、男性と女性、身長が高い低い、力があるない、で登り方はかなり変わってきます。でもそこがおもしろいといえます。
私はよく他の人の登り方をみて参考にしますが、なかなかできないことが多いです。しかしその課題をどう動いて登れるか、次の1手を出せるかを考え、トライし、また考えてトライするの連続です。けっこう頭を使います。先見の目がつくと思います。
体力がつく
一つの課題を登るのに考えトライする、の連続で何度も何度も壁にチャレンジすることになります。その間にかなり体力がつきます。
最初体力がなくて、数回トライすればすぐ疲れていましたが、そのうち体力がつき、トライする回数が増えてきます。
体が引き締まる
ダイエット効果があります。私はボルダリングを初めて10kgのダイエットに成功しました。また体重が変わらず維持できていますが、ズボンのウエストがゆるくなってきています。引き締め効果もあります。
ボルダリングは無酸素運動に近いスポーツです。女性はむきむきになりたくないと思われる方もおられると思いますが、男性のようにムキムキにはなりません。いい感じに引き締め効果があります。
まとめ
怪我をするリスクはありますが、それはボルダリングに限ったことではありません。他のスポーツでも怪我をするリスクはあります。大事なのは、どのようなリスクがあり、どうリスク回避をして楽しむかが大事だと思います。そのことを踏まえて、ぜひお友達を誘って、一緒に楽しく登ってみて下さい。
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